声がだせない少女は彼女が優しすぎると思っている【1話】ネタバレ

声がだせない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている

 

冒頭、失声症の少女である真白は心崎菊乃といった同級生女子の事を「優しすぎる」と思っていく。

 

真白が学校に来た2週間前が明かされていく。真白音(ましろおと)は先生から失声症であると皆に紹介されていく。初日は多くの人が真白に話しかけていく。

 

彼女も話題の中心になって嬉しく感じていく。しかし、日が経つにつれて真白に話しかけてくる同級生は減っていく。次第に接してこないオーラを放つようになるクラスメイト達。

 

ぼっちになってしまう真白であった。

 

その原因は自分にあると感じていた真白。会話に手間がかかり、テンポの良い会話が出来ないのだ。どうすれば上手く人と関わる事が出来るのか…。考えていると菊乃が現れる。

 

「私、一緒に食べるから」

 

そういってぶっきらぼうに弁当を出して真白と一緒に昼食を食べる菊乃。彼女を事を真白はこう感じていく。

 

勘がよくて、素っ気ない文から心を察してくれて居心地がいい。まる心が読めているようだと感じていく。

 

「正解」

 

菊乃はガチで人の心が読める人間であった。そして菊乃が何故、真白と接するようにしたのか明かされていく。真白と隣の席である菊乃。彼女からネガティブな心の声をずっと聞いていたのだ。

 

そのせいで調子がくるって仕方のなかった菊乃。そして自分が接すれば少しはネガティブな心から解放されると思っていた。

 

しかし、純粋な真白。

 

「本当に心が読めるとしたら本当に優しいな…大好き!」

 

結局、彼女と接しても調子が狂ってしまう菊乃であった。彼女の気持ちを知って顔を赤らめて照れる菊乃。

 

ここで1話は終了。

 

ネガティブな声を抑えてあげたくて接したら、真白の純粋で無垢な好意が自分に寄せられていく事で照れる菊乃。幸先の良いスタートである。これは面白い。百合展開とは違うアットホームな優しい雰囲気が感じ取れる内容である。

 


このページの先頭へ戻る