声がだせない少女は彼女が優しすぎると思っている【3話】ネタバレ

声がだせない少女は彼女が優しすぎると思っている

 

 

第3話は学食といったタイトル。

 

「何のんびり歩いてんの!人気メニュー売り切れるよ」

 

菊乃と一緒に食堂へ向かう真白。真白は心の中でタコライス、寿司、ケバブ、ユバなどと食堂にあるメニューを思い浮かべていく。

 

「言っとくけど変哲のないメニューしかないからな」

 

食堂メニューは6種類。
カレーライス、きつねうどん、天ぷらそば、唐揚げ丼、オムライス、親子丼であった。

 

真白は天ぷらそばにしようと心で決心していく。

 

そして用紙に「天ぷらそば」と書き込もうとしていく。しかし、真白の失声症は学食のおばちゃんまで周知されていなかった。

 

「お絵描きなんてしてないで注文しておくれよ」

 

慌ててしまう真白。また書く仕草をしたら怒られるのではないかと感じてしまう。

 

「私ここの天ぷら好きなんだよね」

 

そういって菊乃は天ぷらそばを注文していく。同時に真白も強制で天ぷらそばでいいよね…といった具合で天ぷらそばを2つ注文。

 

品物を受け取ってテーブルにつく。菊乃は飲み物を買いに自動販売機へ。真白の失声症が周知されていない事に軽く怒りを覚えていく。

 

そしてテーブルへ戻ると天ぷらが一つ増えていた。明らかに真白の仕業である。

 

彼女の心の声が聞こえる。
真白にとって天ぷらのプレゼントは感謝の表れであった。

 

「ありがとうって言っても心崎さんには何のことやらって感じだろうし…天ぷらがどこからか湧いたと思ってもらえたら…」

 

天ぷらが湧くといった表現に笑みを浮かべてクスッと笑う菊乃であった。ここで第3話は終了。

 

イケメンな所作で困っている真白を助ける菊乃。かっこいい。そして真白からのお礼。こっちは可愛い。この二人はかっこいい女とかわいい女なのだ。つまり最強。より近い距離感になっていく事が楽しみである!

 


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