声がだせない少女は彼女が優しすぎると思っている【4話】ネタバレ

声がだせない少女は彼女が優しすぎると思っている

 

 

周囲から挨拶される女子生徒が一人。第4話から登場する新キャラ・中村。

 

彼女は真白と菊乃の関係を不思議に思っていた。

 

休み時間、他の女子に真白と会話した事がないと明かす中村。訳は彼女が風邪をこじらせている間に転入してきていたので会話する機会を見逃していた。

 

同時に一匹狼系であった菊乃と仲良くしているので呆気にも取られていた。

 

「あーでも中村な仲良くなれそー」

 

中村は頭の良さが並、容姿も並。明るく接すれば大抵普通に仲良くなれる性質を持っていた。

 

そして勇気を振り絞って真白に声をかけてみる。

 

振り向きざまの真白を見て思う中村。

 

「真白さんってやっぱめっちゃ顔整ってるな…」

 

自己紹介していく中村。質問をぶつけていく中村。しかし、中村は真白に違和感を覚えていく。質問の回答は全て蛋白。さらに真顔で表情がなかったのだ。

 

中村は思う。
ガツガツ行き過ぎて気に障ったか感じだろうかと…。

 

「何をこわばった顔してんの」

 

「話しかけられたの喜びすぎて顔に力入りすぎ」

 

真白の心の声がうるさなかったので、すかさずフォローする菊乃。真白の心理状況が信じられなかった中村。

 

しかし、真白の顔を見ると図星のように顔を赤らめていた。

 

「えっ!まさかの正解!?」

 

中村は思う。
誰とでも普通程度に仲良くなれる中村。その普通の関係を超えているように見えた真白と菊乃が関係が羨ましく感じていく。

 

ここで第4話は終了。

 

そう思うのは仕方ないだろう。なんせ菊乃は人の心が読める人間。そして真白の心を読んで先回りしていくのだから。中村といったドノーマルな女子生徒が今後、どんな色を運んでくれるのか楽しみ!

 


このページの先頭へ戻る